ユリ 縁起

ユリ, 縁起

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カサブランカとピンクゆりの花束 C)プリティ・マーメイド

 

 

ユリは華やかで美しく、切り花にして自宅に飾るのも、
花束にして贈るのにも人気があります。

 

けれど、ユリは様々なシーンで使われることのある花であるため、
人によって持っているイメージが異なる場合があります。

ユリは縁起の良い花なのでしょうか、それとも悪い花なのでしょうか。

 

 

[ユリ 縁起]

 

 

■ユリは縁起が良い? 悪い?

 

ユリは、見た目が豪華で華やかな印象が強く、
結婚式などのお祝いごとで使われることが多い花です。

 

白く豪華なカサブランカなどは、
花嫁が持つブーケや式場を飾るアレンジに使われることも多々あります。

 

けれど反対に、お葬式などの悲しい場面で見かけることも多いため、
人によってユリに対するイメージが異なることがあります。

 

海外では、お葬式の時の献花に1輪のユリを使うこともあります。
日本でも、お葬式の時に使われることがあります。

 

昔は献花に使われるのは菊の花が多かったようですが、
現在は様々な花が使われるようになってきていて、
その中にはユリが使われることもあります。

 

そういったイメージから、ユリは縁起が悪いと思われることも多いようです。
ただ、葬儀の時に使われる場合、白いユリであることがほとんどなため、
白以外の色のユリに対しては、お葬式というイメージがわかないという方も多いです。

 

実際、ユリ自体は縁起が良いことも悪いこともありません。
ユリには「純潔」「無垢」「洗練された」というような花言葉がつけられています。

 

中には「偽り」や「虚栄心」といったネガティブな花言葉もありますが、
基本的には良いイメージの言葉多いです。

 

縁起が悪いような花言葉はつけられていないので、
特別縁起が悪いということはないように感じられます。

 

中にはクロユリのように、真っ黒な見た目や臭いから、
縁起が悪いイメージがついているものもあります。

 

ただ、厳密にはクロユリはユリの仲間ではありませんし、
北海道では恋の花の言い伝えもあるので、絶対に縁起が悪いとも言い切れません。

 

 

楽天市場のユリの花束

 

 

■シーンによって使い分ける

 

人によってイメージが異なるユリだからこそ、使うシーンによっては注意します。
ユリには様々な色があるため、色々な色を合わせて作った花束はキレイですが、
結婚式や葬儀の時には合わない場合が多いです。

 

特にお葬式関連では、ユリ以外の花でも、
色の入った花を選ぶと、非常識ととられることがあるので、気を付けます。

 

結婚式のようなお祝いの場であっても、
結婚式=白というイメージを持っている人も多いため、
色付きのユリを選ぶのは控えた方が良いこともあります。

 

お見舞いで花を贈ることもありますが、この時にもユリを使うのは要注意です。
ユリの花は散る時に、花弁が一気に落ちてしまうため、
頭が取れてしまうようなイメージを持つ方がいます。

 

そのため、お見舞いにユリの花を贈るのはタブーとされている場合があります。
また、ユリの中にはカサブランカのように、香りが強いものがあります。

 

病院のような密室では、同室の方に、香りが強すぎて迷惑になることもあるので、
ユリを贈る時は香りが弱いタイプを選ぶのもポイントです。

 

ユリは花色や品種によって、色々な花言葉がつけられています。
ユリにつけられた花言葉は、どれもポジティブなイメージが強いのですが、
中には「虚栄心」や「偽り」といった花言葉がついている場合もあります。

 

人によっては、花言葉は気にせず、見た目の美しさで見るということもありますが、
花言葉に詳しい人であれば、贈られた花の花言葉によって、
気を悪くすることもあります。

 

黄色のユリには「偽り」、オレンジ色のユリには「軽率」、
ピンクのユリには「虚栄心」という花言葉がついているので、
贈る時には花言葉にも注目しておいた方が良さそうです。

 

 

■最終的には相手の好みで選ぶ

 

人にユリを贈る時、色々なことに注意して選ぶ必要はあるものの、
最後はやはり贈り先の方の好みに合わせるのが一番です。

 

どれだけ悪い花言葉やイメージがあったとしても、
その方が好きであることが分かっているのであれば、
その花を選んで贈るのも決して悪いこととは言えません。

 

その代わり、その方がユリが好きな理由や、どの品種の何色が好きなのかを、
あらかじめリサーチしておくと役立ち安心です。

 


■参考

・カノコユリの育て方
・カサブランカの育て方
・ユリ 植え替えは?

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