キサンテルムとは?
キサンテルム(Lilium xanthellum)は中国四川省に自生する野生種です。
[キサンテルムとは?]
■キサンテルムの特徴
キサンテルムの花は黄色地で、外側がやや白味を帯びています。
花びらは強く反り返っていますが、手毬型になるほどではありません。
4~5cmの大きさの花を、3~4輪下向きに咲かせます。
冷涼な気候の場所ほど黄色が鮮明になる特徴があります。
草丈は1.2mほどで、草姿はコオニユリに似ていますが、
全体的にひとまわり小さいです。
球根も黄色です。
冷涼な気候を好み、球根は腐りやすいため、
暖地では栽培が難しいユリです。
■キサンテルムの変種
変種に、花びらに茶紫色の斑点がある 中国名・黄花百合があります。
*画像は取材中です。