ロストルニイとは?
ロストルニイは、ちょうどキカノコユリを小型にしたようなユリです。
中国の四川省や湖北省、貴州省に自生し、中国では南川百合と
呼ばれている野生種です。
■ロストルニイの特徴
ロストルニイの花は、キカノコユリ同様、橙色で強く反り返った
手毬形をしていますが、花びらはキカノコユリより幅が細いです。
また、ロストルニイはキカノコユリと異なり、
草丈40~60cmと小ぶりで、茎は直立します。
葉の形もキカノコユリと異なり、下のほうの葉は線上の拡針形、
上のほうの葉は卵形と、こちらもキカノコユリよりも細くのが特徴です。
葉の長さはだいたい3~4cm程度です。
球根は黄橙色で、こちらもやや縦長の形をしています。
ロストルニイは、キカノコユリと交雑します。