ランコンゲンセとは?
ランコンゲンセ photo by チャーリーブラウン
ランコンゲンセ(Lilium lankongense)は、
中国雲南省にのみ自生する野生種のユリです。
以前はデュカルトレイの色違いの変種とされていましたが、
現在では別の品種とされています。
■ランコンゲンセの特徴
ランコンゲンセはデュカルトレイの変種と思われてきただけあり、
デュカルトレイとよく似ています。
デュカルトレイとの相違点は、デュカルトレイは白色地であるのに対し、
ランコンゲンセは花びらがピンク色をしていて花数が多く、
総状花序を形成することです。
総状花序とは、柄のある花を花軸に総状につけるものをさします。
ランコンゲンセの花は、咲き始めは淡い桃藤色をしていますが、
開花が進むと色が濃くなってくるのが特徴です。
花びらには濃赤紫色の斑点があります。
花びらは強く反り返り、直径4~5cmの手毬形の花姿をしています。
開花期は6~7月です。
草丈は50~150cmほどです。