デュカルトレイとは?
デュカルトレイは、愛らしい草姿と香りが良いことが魅力です
デュカルトレイ(Lilium duchartrei)は、中国雲南省からチベットの、
標高2300~3500mの高地に自生する野生種です。
■デュカルトレイの特徴
6月頃、50~80cmの花茎に、2~5輪の花を下向きにつけます。
花は白地に紫色の斑点があり、
花びらは強く反り返って、手毬形をしています。
デュカルトレイの最大の特徴は非常に香りが良いことで、
”香水百合”の名で販売されたこともあります。
蜜線の両側に乳状突起があります。
球根は白色で卵円形をしていて、直径1.5~4cm、高さ1.5~3cm程度です。
地下茎を伸ばして節に小球を着けます。
■デュカルトレイの増やし方
球根がなかなか肥大・分球しない一方、木子でよく繁殖します。
実生から開花までは、4~5年はかかると言われています。