コオニユリとは?

2014年4月24日ユリ 品種

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山歩きで最初に出会った花はコオニユリです

 

コオニユリは北海道と沖縄以外の日本で育ち、
国内に自生するユリの中ではもっとも広範囲で見られるユリです。

生育環境も海岸から山地までと幅広いですが、
山の草原や低地の湿原によく見られます。

山歩きをしているときに、ふっと出会うコオニユリは、
とっても感動的で美しいです。

 

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群生していると素敵ですね

 

■コオニユリの外見

コオニユリの花は直径約10cmで、6枚ある花被片(花びら)は
強く反り返っています。
コオニユリの花は、橙色の地に、花被片の内側に褐色の斑点があります。
開花時期は7月中旬頃ですが、生育環境により幅があります。

草丈は2m近くにもなりますが、その割には花数は10輪以下と少ないです。

葉は、互い違いに付くタイプで、葉の形は小さめで平たく幅がせまいです。
先のほうがなだらかに尖り、根元のほうがやや幅広いです。
長さは10~15cmくらいです。
葉には模様はなく、茎を包み込むような形で生えます。

球根は純白で苦味がないことから、昔から食用にされたようで、
食用の「ユリ根」として販売されているものの多くは、
コオニユリの球根と言われています。

 

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植物の形、バランス、色には、いつも驚かされます

 

■コオニユリの特徴

コオニユリの根は薬草としても利用でき、強壮、鎮咳、解熱、
去痰の効果があるとされています。

■コオニユリの変種

コオニユリは分布域が幅広いため、生育環境や地理的要因により
変異が大きいです。

・タニマユリ
山間地の渓谷に花茎を下垂させて生育します。

・ホソバコオニユリ
山地の崖などに下垂して生育します。
名前の通り葉幅が細いのが特徴です。

・白銀
主に食用球根として栽培されている品種です。
コオニユリの中では草丈が高く、葉も大きな品種です。
一般的なコオニユリは、地下茎を伸ばして次々と小球を作るため
なかなか親球根が肥大しませんが、白銀は地下茎を作らないため、
球根が肥大するので、商品作物として優れています。

■オニユリとコオニユリ

オニユリの近縁に、同属のコオニユリがあります。

オニユリとコオニユリはよく似ていますが、コオニユリのほうが
一回り小さく、葉の幅が少しせまくて、ムカゴを作らずにタネを作るのが相違点です。

球根は、どちらも食用になりますが、コオニユリのほうが苦味がないことから、
ユリ根は主にコオニユリが占めています。

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