白ユリ 花言葉
ユリといえば白を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
立てばシャクヤク、座ればボタン、
歩く姿はユリの花という言葉は、美しい女性を表したものです。
ユリの花は、背丈が出やすく、長く伸びた茎の先端に花をいくつかつけます。
すらっと伸びた茎が風によって揺れ、美しく咲いている花もゆらめきます。
その様子は、確かに美しい女性が軽やかに歩いている姿のようです。
結婚式などの式典で使われることが多い、
白いユリには、どのような花言葉がつけられているのでしょうか。
[白ユリ 花言葉]
■白ユリの花言葉
ユリと聞いてイメージするのは白い花でも、
実はユリには意外とたくさんの花色があります。
中でもスカシユリなどは色の幅が広く、シックな雰囲気の濃い色のものから、
ポップでかわいい明るい色のものまで、とても幅広いです。
そんな中、多くの品種にあるのが白です。
色幅の広いスカシユリにももちろん白花はありますし、
カサブランカ、テッポウユリ、タカサゴユリ、ヤマユリも白です。
品種によって花の形は違っていても、花色が白いだけで清楚な雰囲気が漂います。
そんな白いユリにつけられた花言葉は「純潔」「威厳」です。
花の隅から隅まで真っ白なユリでも、
黄色やオレンジのスポットが入っていたとしても、
やはり白いユリは純潔の言葉が合います。
深い山や森に咲いている白いユリはとても堂々としていて、
威厳という言葉がつくのが分かります。
清らかさと強さを兼ね備えている白いユリだからこそ、
この言葉がついたのかもしれませんね。
カサブランカのアップ
■白いユリといえば?
白いユリといえば、やはりカサブランカです。
花はとても大きく、見るからにゴージャスですが、
育てる時は日向ではなく半日陰で育てます。
花が大ぶりでゴージャスなものは、ユリに限らず日向を好みそうなものです。
しかし、カサブランカは、直射日光に長時間当たるのが苦手で、
特に夏場の西日に当たると葉焼けを起こしやすくなります。
真っ白で大きな花びらのカサブランカは、中心から雌しべと雄しべが伸びています。
この雄しべの先端を、開花した時に取り除いておくと、
花粉が白い花びらにつくことがなく、美しい状態のままにできます。
大きな花が美しいカサブランカには「高貴」という花言葉がついています。
見た目はもちろん、カサブランカは開花時にとても良い香りを漂わせます。
まさに高貴なその香りは、香りだけでも十分に酔いしれるほどです。
1本でも目立つ花は、植えて育てるのも、
ブーケとしてプレゼントするのも、どちらも素敵です。