ユリ 育て方

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バイモユリの育て方

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バイモユリ、茶花、観賞用にたいへん人気があります

 

■バイモユリ 栽培データ

英名・学名 smake’s head fritillary・fritillaria verticillata var. thunbergii
形態 多年草
原産地 中国
草丈/樹高  20cm~50cm
開花期 3月~5月
花色 黄緑、紫
栽培難易度(1~5)  4=やや難しい
耐寒性 強い
耐暑性 弱い
特性・用途  耐寒性が強い、中級者向き

 

バイモユリ(貝母百合)は、フリチラリア(Fritillaria)属で、
アミガサユリ(編笠百合)とも呼ばれます。

バイモユリは、ユリ科の耐寒性秋植え球根で、
原産は中国とされ、庭植え、鉢植えにできます。

草丈が50㎝ぐらいで、4月頃に、
淡緑色に紫の網模様の花をベルのように咲かせます

フリチラリア属は、インペリアリス、クロユリなど、
100以上の種類があり、茶花、活け花に人気です。

半ツル性で絡まる姿も美しくとても丈夫です。
和風はもちろん、洋風の庭造りにも面白い植物です。

 

■栽培ポイント

1.必ず寒さにあてる
2.過湿にならないように注意
3.夏は涼しい場所に保管 

 

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アミガサユリと呼ばれる所以の模様です

 

■バイモユリの育て方

・栽培環境
元々、山に自生していたので、一日中日当たりの良い場所よりは、半日陰くらいを好みます。
土は水はけと水もちがよく、有機質が豊富なものを好みます。

同じ仲間のクロユリは耐暑性があるといっても、やはり暑さには弱いです。
夏場は必ず涼しい場所で管理するようにしましょう。

・植え付け適期
10月頃ですが、地上部に芽が出てくるのは2月~3月頃です。
寒さには強いので、10月を過ぎても植え付けは可能ですが、
球根が凍ったりしないように注意しましょう。

また、寒さにあたらないと花を咲かせませんので、
室内で保管していた球根を暖かくなってから植え付けても、花を咲かせないことがあります。

・植え付けと元肥
球根を植え付ける時は、地植えでも鉢植えでも5cmくらい土がかぶるようにし、
株間は10cm~15cmほどあけるようにします。

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バイモユリの力強い芽生え

 

◎庭植え
植え付ける2週間前までに、土作りを済ませておきます。
植え付ける場所を深さ20cmくらいによく耕します。

耕した場所に、腐葉土や堆肥を加えてよく混ぜておきます。
水はけが悪いと感じたら、鹿沼土や軽石などを足して混ぜ、調整しておきます。

◎鉢植え
鉢植えは5号サイズの鉢に4球が目安になります。
市販の草花用の培養土を用いてもいいですが、
最近では山野草専用の培養土もあるので、そちらを使ってもいいでしょう。

いずれにせよ水はけが悪いと感じたら、鹿沼土や軽石を足して調整しておくようにします。
鉢穴が大きい場合は、鉢底ネットを敷き、
その上から鉢底が隠れる程度の鉢底石を入れておくようにします。

 

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バイモユリのつぼみ

 

・水やり
植え付け~発芽までは、地上部に何もない状態なので、
水が必要ないように見えるかもしれません。

けれど、土中では根が動き始めているので、
あまり乾燥させすぎると球根を傷める原因になります。

地植えの場合は、降雨だけでもすごせることが多いですが、
土が乾燥しすぎていると感じたら、水を与えるようにします。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いてから、
3日~5日ほど経ってから水を与えるようにしましょう。

冬の間は、土を凍らせてしまうと球根が傷んでしまうことがあるので、
水やりのタイミングと時間帯には注意が必要です。

春になって地上部が伸びてくると、水を吸い上げる量も増えるので、
土が乾燥していたら水を与えるようにします。

ただし、過湿になると球根や根が傷み、枯れる原因になるので、
過湿にしないように注意しましょう。

・追肥
植え付け~発芽までは、元肥が効いている状態なので追肥の必要はありません。
地上部に芽が伸びてきたら、
2週間に1回くらいのペースで規定通りに薄めた液体肥料を水代わりに与えます。

・植え替え
地植えの場合、よほど環境が合っていないと、掘り上げずに夏を越すのは難しいです。
地上部が枯れたら掘り上げ、冷暗所で保管するようにします。

鉢植えの場合は、鉢に植えたままの状態で、
涼しい場所に移動させ、夏越しさせることができます。
そのため、何年かは植えっぱなしの状態でも問題ありません。

植えっぱなしにしていると、徐々に球根が増えて生育スペースがなくなり、
球根が小さくなってしまったり、生育が悪くなったりします。
1年~2年おきくらいに、球根の整理をかねて掘り上げるようにします。

 

 

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バイモユリ、凜と開花

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バイモユリの実、つるの形

 

■花後の管理

花が咲いたら、種ができないうちに花茎から切っておくようにします。
種をつけてしまうと、体力を消耗してしまい、
夏越しに成功しても翌年に花をつけないことがあります。
葉は光合成して養分を作る役割があるので、切らないように気を配ります。

・掘り上げ
地上部の葉が黄色く枯れてきたら、掘り上げの時期の到来です。

地植えの場合は、球根を傷めないように少し離れたところからスコップを入れて、掘り上げます。
枯れた葉や土を取り除いたら、
少し湿らせたバーミキュライトやおがくずの中に入れて、冷暗所で保管します。

鉢植えの場合は、鉢をひっくり返して球根を取り出し、地植えと同じようにして保管します。
あるいは、鉢植えのままの状態で、
雨にあたらない涼しい場所に移動させることで、夏越しさせることもできます。

■病害虫

春にアブラムシがつくことがあります。
放っておくとすぐに繁殖してしまうので、
見つけ次第粘着テープなどで捕殺するようにしましょう。



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