ユリ栽培 2月|鉢植えでは発芽し始める品種も

ユリ栽培 12か月, ユリ栽培

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オニユリ、早く見たいですね

 

2月は最も寒さの厳しい時期ですが、
土の中ではユリの球根が芽を出す準備を進めています。

 

暖地では、生育の早いテッポウユリやカノコユリの仲間が、
芽を出し始めます。

 

その一方で、6月以降に開花するオリエンタル・ハイブリッド種ならば、
2月でも、なんとか球根が植え付けられます。
できるだけ早く植え付けましょう。

 

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オニユリの園芸種

 

■庭植え ユリの育て方 2月

 

・栽培管理
寒さが続きます。
防寒対策は万全でしょうか?

 

球根を植え付けた場所を、稲わらや腐葉土などで
2~3cmの厚さに覆い、マルチングをします。

冬の寒さと霜、乾燥を防いでくれます。

 

・水やり
乾燥が続くようでしたら、暖かい日の午前中に、
たっぷりと水やりをします。

 

・肥料
追肥は必要ありません。

 

・植え付けと植え替え
一般のユリは植え付けには遅すぎる時期ですが、
オリエンタル・ハイブリッド種など、6月~7月以降に花を咲かせる
品種のユリのの球根ならば、なんとか植え付けることができます。

 

安売りされていることもあります。
出来るだけ早い時期に植え付けましょう。

 

植え替えは、時期が遅すぎます。
10月まで待ちましょう。

 

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テッポウユリ、スカシユリなどは、発芽しはじめます

 

■鉢・プランター植え ユリの育て方 2月

 

・水やり
鉢土の表面が白く乾いたらたっぷり水やりします。
水やりは暖かい日の午前中に行い、
温度が下がる夜間までには水が抜けるようにし、
凍結を防ぎます。

 

・肥料
テッポウユリやカノコユリなどは、芽が出始めます。
芽が出たら、追肥を始めます。

 

3ヶ月に1度、緩効性肥料を置き肥するか、
2週間に1度、液体肥料を水やりがわりに施します。

 

置き肥の量は、7号鉢の場合、錠剤タイプの緩効性肥料化成肥料の
場合は3個、顆粒タイプの緩効性肥料化成肥料の場合は
小さじ1杯程度が目安です。
いずれも土の表面にまきます。

 

まだ発芽していない球根に対しては、
追肥の必要はありません。

 

・置き場所と促成栽培
1月同様、厳しい寒さが続きます。
庭がある場合は、半日陰の場所に鉢の縁まで埋めてあげると
保温にもなり、水やりの手間もかかりません。

 

ベランダなどで管理する場合は、風通しがよく、
日当たりも良い場所がベストですが、
風通しが良ければ半日陰の場所でも構いません。

 

◎防寒対策
寒冷地などで凍結が心配な場合は、先月同様
鉢を二重鉢にしたり、底に穴をあけたトロ箱に入れたりして
防寒対策を施します。

 

いずれの場合も、水ごけや腐葉土などで、表面を厚く覆い、
マルチングをしてあげましょう。

 

マルチングを行うことにより、防寒だけでなく、
乾燥防止の効果もあります。

寒さにしっかり当てるため、
暖房の効いた室内には取り込みません。

 

寒さに十分に当てた場合(10℃以下1.5ヶ月以上)は、
暖かい室内に取り込み、花を早く咲かせる
促成栽培を行うこともできます。

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