テッポウユリ地植えの植え付け画像

■テッポウユリ地植えの植え付け

テッポウユリ（鉄砲百合）は、とても丈夫で育てやすく、
花や葉の形がすらっとして美しく、香りも控えめで素晴らしいので、
初めてユリ栽培する方にもお勧めです。

テッポウユリは、日当たりが良く、
排水性が良い土であれば、元気に生長します。

また、地植えで植え付けた場合、
3～5年は、植えたままで毎年きれいな開花を見せてくれます。

今日は、テッポウユリ3種2球ずつ地植えにしましたので、
写真とともに、植え付け方のご紹介をします。

この植え付け方は、ほとんどのユリに共通しますので、
ぜひ、ゆり栽培の参考にしてください。

ユリ球根の植え付けは、10～11月が適期ですが、
球根が傷んでいなければ、ぎりぎり翌年の1月までできます。

しかし、植え付けが遅れたり球根が傷むと、
ユリに負担がかかるので適期に植えたほうが安心です。

今日、植えたテッポウユリ

まず、ユリ球根ですが、
鉄砲百合白特大球 2球
鉄砲百合赤みやび 2球
鉄砲百合ピンクフェイス 2球

鉄砲百合白特大球 2球、大きく根もしっかりしています

左2球は普通のテッポウユリで、右が特大球です

今回、植え付けするのは、この右上スペースです

すでに、植え付け場所は、2週間ほど前に、深さ40㎝ほど耕し
苦土石灰を1㎡一握り、腐葉土バケツ1杯、緩効性肥料100gをまいて、
酸度を整え、再度よく耕してあります。

まだ排水性が良くないので、腐葉土を足しました、これもまたよく耕します

水はけがかなり悪い庭では、掘り起こしたいちばん下に、目の粗い土を敷いて、
木枠やレンガなどで、植える部分を囲み、さらに土を盛って、
レイズべッド（地面よりも高く花壇を作ること）にすると効果的です。

地植えの球根の植え付け方

球根を植え付けます
球根は、背丈の高くなるものを、後方に植え付けます。
ここでは、「鉄砲百合白特大球」が、草丈が高いので後に配置しました。

球根の根をなるべく広げるように、そっと置きます。
このタイミングで、球根と球根の間に浸透移行性の殺虫剤をまきます。

用土を埋め戻し平らにします

球根類は、どこに植え付けたかわからなくなるので、目印をつけます。
私は、割りばしとラベルを併用し、球根が植えてある場所に赤玉土をまいています。

水をたっぷりあげて、できあがりです

6～7月には、テッポウユリの美しい姿がみられます

テッポウユリ 地植えの植え付け 画像