ユリ 育て方

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ユリの育て方 鉢植え

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ヒメユリ

 

ユリは、本来鉢植えに向かないと、
書籍に記されているのを見て驚きました。

十年来、鉢でユリを元気に育てているからです。
鉢であれば、移動ができますから、
梅雨の長雨や真夏の直射日光を容易に避けられます。

鉢を活用して、ユリを楽しむかたが増えたら嬉しいことです。

ユリは一般的に秋に球根を植え付け、6~7月に開花します。

 

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スカシユリ 左ランディーニ 右ブリンディシー(2014.04撮影)

 

■容器

一般的なユリは、茎がまっすぐに伸びて、
地下部の茎に上根が生えますが、

コオニユリやデュカルトレイなど海外のユリの一部には、
地下茎を伸ばすタイプの品種もあります。

鉢植えにするには上根を生やすタイプが向いていますが、
どうしても地下茎を伸ばすタイプを栽培したい場合は、
プランターなどに植え付けましょう。

上根ができるユリの場合、十分に上根を発生させるため、
球根1個分の深さに、深めに植え付けます。
そのため、鉢には十分な深さが必要です。

 

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テッポウユリ(2014.04撮影)

 

また、ユリの球根は種類によって大きさがたいへん異なり、
球根の直径が2~3cmのヒメユリから、
10cmを超えるトランペット系やオリエンタル系のものまで様々です。

球根の大きさに合わせて、鉢のサイズも変わってきます。
一般的に、鉢のサイズは、球根の直径の3倍程度が望ましいです。

鉢は、プラスチック製でももちろん構わないのですが、
ユリは地温上昇を嫌うため、側面からの気化熱で、
地温上昇を抑える効果がある素焼きの鉢を用いると、
夏越しが楽になります。

プラスチック製の鉢でも、
後述する二重鉢にするなどの工夫で、夏越しは可能です。

 

カサブランカ鉢植えX

 

■用土

ユリは水はけの良い土を好みます。
赤玉土(中)3:赤玉土(小)3:腐葉土4などの割合が良いでしょう。

これに、用土1Lあたり3~5gの緩効性化成肥料を、
混ぜたものを用土として用います。

 

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テッポウユリ、育て方のやさしいユリです

 

■鉢植えの管理方法と植え替え

鉢植えの場合、自由に移動できる、
という大きなメリットがあります。

ユリは乾燥には耐えますが、過湿を嫌い、
葉枯れ病にかかりやすくなります。

梅雨時と春秋の長雨の時期には、
雨のかからない場所に移動してあげましょう。

鉢植えの場合、1年もたつと土が劣化するため、
毎年10月になったら植え替えを行います。

植え替えの際は、鉢を抜き、根をほどいて茎と上根を切り離し、
下根はそのままで植え付けます。

 

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カサブランカ(2014.04撮影)

 

■鉢植えの夏越し

ユリの栽培サイクルの中で最も難しい季節が、夏です。

植え替えのために掘り起こしてみたら、
球根が消えてしまっていたという話をしばしば耳にしますが、
これは夏の間に球根が腐敗してしまったためです。

また、ユリは地温が上がることを嫌います。

そのため、夏の間は、ベランダなどに直置きしている場合は、
高さのある棚に移動したり、すのこの上に置くなどして、
できるだけ涼しく、風通しよく栽培しましょう。

屋外で栽培している場合は、明るい日陰など、
直射日光、特に西日が当たらないような場所に移動します。

二重鉢も、地温上昇抑制に効果的です。

現在の鉢より二回り大きい鉢を準備し、
大きい鉢の底に赤玉土を敷き、鉢を入れ、
側面にも赤玉土を詰めます。

表面を腐葉土などで覆うと、高温を防ぐと共に、
乾燥や、土の跳ね返りによる病気の予防も期待できます。

 

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