ユリ 育て方

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ユリの生長サイクル

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Casa Blanca (2)
生長サイクルを知っていると育てやすいです(カサブランカ)

 

■ユリの生長サイクル

ユリの生長段階は、次の4ステップに分かれます。

・休眠期
発芽に適した条件にあっても発芽しない自発休眠期と、
温度が低すぎるため発芽しない他発休眠期があります。

発芽をコントロールする物質により、自発的に休眠しますが、
この物質は、低温にあたるとなくなります。

・茎葉の生長・根系発達期
発芽後~発蕾までの時期に当たります。
この時期は草丈が伸び、葉の枚数が増え、
最初に植え付けた球根の養分は生長のために使われるので、
球根自体は軽くなり重さが減少します。

・茎葉完成・球根肥大前期
発蕾~開花までの時期にあたります。
この頃になると草丈が伸びるのは止まります。

茎葉はほぼ完成していて、養分は花をつくるために使われます。
さらに養分は地下にも送られ、主に前年に作られた鱗片が大きくなります。

 

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太った球根を選びましょう

 

・球根肥大後期
開花~球根収穫までの時期に当たります。
葉で作られた養分は球根を大きくすることに使われます。
この時期には、そのシーズンにできた新しい鱗片が主に太ります。

■ユリの1年は?

ほとんどのユリは、春に発芽して夏にかけて生長し、
秋から冬に球根が成熟し、冬に休眠する生育サイクルです。

秋に植え付た球根は、しばらくすると数本の下根を出し、
地温が上がると、急速に数を増やします。

品種により12月から4月頃になると、芽が地表に出てきます。
それと同時に、地下にある茎の節で上根が発根します。

上根は養分や水分を吸収するための根です。
ちなみに下根は、養分や水分も吸収しますが、
主な働きは、地上部をしっかり支えることです。

ぐんぐん草丈が伸び、葉数も増やします。
やがて花のもとになる花芽を付け、開花しますが、
花芽を付けるためには、冬の寒さにあうことが条件です。

10℃以下1ヶ月半ほど寒さにあった後、気温が上がり、
茎がある程度伸びたときに、花芽が作られます。

開花の頃になると草丈の伸びは止まりますが、
その代わりに地下では葉で作られた養分が球根に蓄積され、
球根が肥大していきます。

夏の高温にあうことにより、地上部の生育が停止し、
球根を充実させる引き金になっているため、
高温にも十分にあっていないと、
秋以降、翌年のための活動が始まりません。

 

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テッポウユリはちょっとサイクルが異なります

 

■テッポウユリの生長サイクル

一般的にユリは秋に植え付け、春に発芽して秋~冬に球根が成熟し、
冬に休眠するという生育サイクルです。

暖地に自生するテッポウユリは、
少し違ったサイクルを持っています。

テッポウユリの自生地では、晩秋に発芽して、冬も生長し、
夏に球根を形成して休眠に入る夏休眠型の生育サイクルを示します。

 

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