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ヒメサユリとは?

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ヒメサユリ、山形県朝日町

 

ヒメサユリは、別名オトメユリとも言います。

日本の固有種の1つで、
新潟・福島・山形の県境を中心とした山地・丘陵地と、
宮城県のごく限られた地域にのみ自生しています。

近縁のササユリが北に分布域を広げていったとき、
積雪地帯で独自の進化を遂げたものと考えられています。

自生地は標高200m~1500mくらいですが、
平地で栽培すると、ユリの中では最も早い5月上中旬に開花します。

自生地では、標高に応じて5月下旬から、
高山帯では8月が開花期になります。

過去には食用にされていた時期もあったようですが、
現在では生育に適した自生環境が少なくなり、
また乱獲もあって自生は激減しています。
環境省のレッドリストに指定されている絶滅危惧種です。

自生の見られるところでは保護区を設けて、
保護しているところも多いです。

 

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淡い香りも良いです

 

■ヒメサユリの外見

ヒメサユリの茎は細く、淡緑色地にピンクの斑点があります。
草丈は30~50cm程度になります。

葉は淡緑色で楕円形または長楕円形で、葉数は20~25枚程度。
茎の中ほどより上部につくのが特徴です。

花は短い筒型で、花径5~6cm程度、花長6~7cm程度の、
薄いピンク色の花を横向きか、やや下向きに咲かせます。
花には斑点がない一方、花色に濃淡があるのが特徴です。

花粉は黄色で、ほのかな香りがあります。

 

■ヒメサユリの特徴

一般的なユリは茎がある程度生長してから花芽がつくられるため、
植えたあとの手入れや場所が悪くて生長が思わしくないと花をつけませんが、

ヒメサユリは前年の夏に蕾がつくられる性質があり、
発芽と同時につぼみを見ることができます。

そのため、発芽すれば確実に開花するという特徴があります。

ヒメサユリの球根は卵形か長卵形で、直径3~4cm程度です。
ほとんど分球することはなく、木子もあまり付きません。

しかし、球根養成栽培が行われているため、
野生種の中では球根の入手は比較的容易です。

ヒメサユリに品種はありませんが、
実生の変異株から得た純白花と濃ピンク花を、
それぞれ”雪白””恋姫”と名づけて販売されています。

>>ヒメサユリの育て方はこちらです

 

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