ユリ 育て方

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コオニユリとは?

読了までの目安時間:約 3分

 

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山歩きで最初に出会った花はコオニユリです

 

コオニユリは北海道と沖縄以外の日本で育ち、
国内に自生するユリの中ではもっとも広範囲で見られるユリです。

生育環境も海岸から山地までと幅広いですが、
山の草原や低地の湿原によく見られます。

山歩きをしているときに、ふっと出会うコオニユリは、
とっても感動的で美しいです。

 

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群生していると素敵ですね

 

■コオニユリの外見

コオニユリの花は直径約10cmで、6枚ある花被片(花びら)は
強く反り返っています。
コオニユリの花は、橙色の地に、花被片の内側に褐色の斑点があります。
開花時期は7月中旬頃ですが、生育環境により幅があります。

草丈は2m近くにもなりますが、その割には花数は10輪以下と少ないです。

葉は、互い違いに付くタイプで、葉の形は小さめで平たく幅がせまいです。
先のほうがなだらかに尖り、根元のほうがやや幅広いです。
長さは10~15cmくらいです。
葉には模様はなく、茎を包み込むような形で生えます。

球根は純白で苦味がないことから、昔から食用にされたようで、
食用の「ユリ根」として販売されているものの多くは、
コオニユリの球根と言われています。

 

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植物の形、バランス、色には、いつも驚かされます

 

■コオニユリの特徴

コオニユリの根は薬草としても利用でき、強壮、鎮咳、解熱、
去痰の効果があるとされています。

■コオニユリの変種

コオニユリは分布域が幅広いため、生育環境や地理的要因により
変異が大きいです。

・タニマユリ
山間地の渓谷に花茎を下垂させて生育します。

・ホソバコオニユリ
山地の崖などに下垂して生育します。
名前の通り葉幅が細いのが特徴です。

・白銀
主に食用球根として栽培されている品種です。
コオニユリの中では草丈が高く、葉も大きな品種です。
一般的なコオニユリは、地下茎を伸ばして次々と小球を作るため
なかなか親球根が肥大しませんが、白銀は地下茎を作らないため、
球根が肥大するので、商品作物として優れています。

■オニユリとコオニユリ

オニユリの近縁に、同属のコオニユリがあります。

オニユリとコオニユリはよく似ていますが、コオニユリのほうが
一回り小さく、葉の幅が少しせまくて、ムカゴを作らずにタネを作るのが相違点です。

球根は、どちらも食用になりますが、コオニユリのほうが苦味がないことから、
ユリ根は主にコオニユリが占めています。

 

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オニユリとは?

読了までの目安時間:約 3分

 

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色も形も美しい

 

オニユリは日本やグアム東部、中国、朝鮮半島に広く自生しています。
日本では、北海道から九州の平地から低山で普通に見られ、
鱗片は食用にします。

野生種としてはたいへん丈夫でウイルス耐性もあり、
育てやすく親しまれているユリです。

仏具の天蓋やシャンデリアのように、ぶら下がるように咲く花姿から、
テンガイユリ(天蓋百合)の別名があります。

■オニユリの外見

オニユリの花は花径10cmほどで、7月下旬頃に咲きます。
花被片(花びら)は上に強く反り返り、
橙色の地に褐色の斑点が花全体に入ります。

花粉は赤茶色です。

草丈は80cm以上で、大きなものでは2m程になり、
30輪以上の花をつける大型のユリです。

葉は互生で互い違いに付き、葉の形は小さめで平たくて細長く、
先のほうがゆるく尖り、基部のほうがやや広い形をしています。

6月頃、葉の付け根に暗紫色のムカゴ(珠芽)を、
たくさんつけるのが特徴です。

ムカゴは養分を貯めた小さなかたまりで、秋には落下し、
地面についた所から根を伸ばして繁殖します。

ムカゴの中には、親株に付いているうちから、
根を出すものもあります。

なお、食用にするムカゴはユリではなく、山芋のものです。
球根は少し苦みがありますが、ヤマユリと同様、食用となります。

 

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オニユリのムカゴ

 

■オニユリの特徴

日本に自生しているオニユリはすべて3倍体で、
タネができません。
*3倍体は、染色体のしくみで、
配偶子ができないためタネもできません。

一方、対馬と韓国の済州島、釜山付近には、
タネのできない3倍体のほかに、
タネのできる2倍体のオニユリも混生していることから、

その辺りがオニユリの本当の原産地で、
そこから各地に伝播したのではないかと考えられています。

ちなみに近縁の同属のコオニユリはタネをつけ、
コオニユリの花粉をオニユリにつけると、タネができます。

 

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オニユリの園芸種

 

■オニユリの変種

対馬には、黄花の変種、黄金オニユリが自生しています。
花色は薄い黄色で、赤紫の斑点があります。
黄金オニユリは2倍体で、タネをつけます。

そのほかには、江戸時代より栽培されている
八重咲きオニユリもあります。

普通のオニユリ同様3倍体でタネをつけず、
雄しべも雌しべもなくなってしまっています。

オニユリの近縁に、同属のコオニユリがあります。

 

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ヤマユリとは?

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花径は20cm以上でみごとなユリです

 

ヤマユリは日本特産の大型のユリで、本州のみに自生しています。
林縁や、樹木のまばらな疎林(そりん)、伐採地など、
日当たりの良い斜面でよく見られます。

■ヤマユリの外見

ヤマユリの草丈は1~1.5mくらいで、花期は7月~8月頃です。
花は、白地に黄色の筋が入り、赤褐色の斑点があり、
花弁が外に弧を描きながら広がっています。

花径は20cm以上にもなり、ユリの中では最も大きい品種のひとつで、
その華麗な外見から、「ユリの王様」とも呼ばれます。

1本の茎に1輪~10数輪の花を咲かせ、たいへん強い香りを持ちます。

ヤマユリの葉は長卵形で、長さ15~18cm、幅2~5cmくらいです。
球根は黄色味を帯びた白色で、10cm程の大きさです。

球根には、多糖類の一種でコンニャクにも多く含まれる、
グルコマンナンが多量に含まれていて、苦味がなく、食用になります。
一説では、縄文時代から既に食用に供されていたといわれています。

 

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10数輪の花を咲かせ、香りも強いです

 

■ヤマユリの特徴

ヤマユリは、地理的変異と個体変異が大きい品種です。
赤い筋の入るものや、その濃淡の違い、
斑点の強弱の違いが主な相違です。

なかでも、花被片の中央に太い赤色があるものは「紅筋」、
斑点が少ない純白の花は「白黄」、
花被片の斑点が黄色のものは「白星」と呼ばれています。

変種としては、東北地方に葉の幅の広いヒロハヤマユリがあります。
また、神奈川県の海岸に近い地方には、
開花時期の早い系統が自生しています。

■ヤマユリの歴史

ヤマユリを一番最初に欧米に紹介したのは、シーボルトです。
その後、1873年、ウィーン万博で日本の他のユリと共に紹介され、
ヨーロッパで注目を浴びました。

ヤマユリをはじめとする日本のユリは欧米でたいへん人気があり、
ユリの球根は大正時代まで主要な輸出品のひとつでした。

現在では、品種改良に欠かせない種のひとつであり、
カサブランカで有名なオリエンタル・ハイブリッド種では、
ヤマユリが重要な親のひとつとなっています。

 

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サクユリ、日本固有種です

 

■ヤマユリとサクユリ

サクユリは伊豆大島~青ヶ島までの伊豆諸島のみに、
自生している日本の固有種です。
素晴らしいユリです。

サクユリは、ヤマユリの変種と考えられていて、
ヤマユリにある花被片の赤褐色の斑点がありません。

サクユリは、草丈1.5~2m、花径25~30cmにもなる、
世界で最大のユリです。

花は白い花弁で、扁平なロート状をしていて、
中央に黄色の条が入ります。

7月上旬~中旬に開花し、強い芳香があります。
葉は、ヤマユリよりも幅広いです。
球根は扁球形で黄色で、充実した球根では直径が10cm以上にもなります。

 

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