ユリ 肥料

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ユリ 肥料

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タカサゴユリ

 

 

ユリを育てる時、肥料は欠かせません。
肥料なしで育てることもできますが、同じ球根を何年も育てていると、
無肥料だとだんだんと球根が小さくなることがあります。

 

ユリは球根を肥らせると、咲かせる花の数が多くなり、見応えが増します。
球根を植え付ける時に必要な元肥と、生育期間中の追肥をご紹介します。

 

 

[ユリ 肥料]

 

 

■ユリの肥料

 

ユリは球根に養分を溜め、それを使って生長します。
だからといって、球根に溜まっている養分のみを使っていると、
球根には養分が残らないため、次の年は花を咲かせなかったり、
芽も出さなくなることもあります。

 

ユリは春に地上に芽を出し、その後生長して茎を伸ばして花を咲かせます。
花を咲かせるところまでは、球根に含まれている養分でも開花しますが、
翌年も花を咲かせたいのであれば、無理をさせずに追肥を与えます。

 

ユリが必要と感じた時に肥料を与え、養分を補ってあげましょう。
また、花が終わった後、花ガラを早めに摘んでおくことでも、
余分な養分を消費させずに済みます。

 

花ガラを摘む時、茎と葉をできるだけ残しておくようにしましょう。

 

茎と葉は、花後も、光合成をして養分を作り出す役目があります。
肥料を与えて養分を補うだけでなく、ユリ自身にも養分を作らせることも大切です。

 

 

園芸種は、肥料が多く要ります

 

 

■園芸種

カサブランカをはじめとする園芸種は、
大輪の花を何輪も咲かせるため、養分をたくさん必要とします。
養分をたくさん溜めこむ必要があるため、球根も大きいのが特徴です。

 

・元肥
球根を植え付ける時は、必ず元肥を入れるようにします。
元肥入りの培養土を使う場合は、元肥を足す必要はありません。

 

赤玉土と腐葉土を混ぜたシンプルで水はけの良い用土を使う場合は、
化成肥料を1リットルあたり5gほど入れるようにします。
花壇など庭植えにする場合は、1㎡あたり化成肥料を100gほど混ぜ込みます。

 

・追肥
球根の植え付けは、だいたい秋です。
そこから地上に芽を出すまでは、追肥の必要はありません。

 

追肥を開始するのは、春になって地上に芽が出てきてからです。
芽が出ているのを見つけたら、追肥を行います。

 

鉢植えにしている場合は、液体肥料を2週間に1回のペースで水代わりに与えます。
だいたい8月に入るくらいまでは与えますが、その後は肥料をストップして構いません。

 

液体肥料の濃度は、規定通りで問題ありません。
むしろ濃度を高くした状態で与えると、肥料焼けの原因になります。

 

花壇などの庭植えの場合は、1株あたり化成肥料を10g与えます。
芽が地上に出てきた時と、花が終わった後すぐに同量の肥料を与えるようにします。

 

秋になって気温が下がってくると、地上部が枯れてきます。
それ以外の時期に葉色が薄いと感じたら、養分が足りていない可能性があります。

 

芽が出た時と花後に追肥をしていたとしても、
葉色が薄くなったら液体肥料を与えて様子を見ましょう。
肥料焼けが心配な場合は、通常の倍くらいに薄めて使うと安心です。

 

 

ヤマユリ

 

 

■野生種

 

ヤマユリのような野性種のユリの場合、
園芸種よりも枝や花が細身で、繊細な印象があります。
その分、球根も小さいことが多く、肥料分を園芸種ほど多く必要としません。

 

どちらかというと、肥沃な土から養分を吸収して育つため、
元肥も追肥も園芸種よりも少量を与えるのが基本となります。

 

・元肥
野生種のユリを植え付ける時には、鉢でも庭植えでも、化成肥料はあまり施しません。
それよりも、水はけと水もちの良い状態に土を整えるようにします。

 

最初のうちは、腐葉土をたっぷりと入れて土をふかふかにし、
通気性を良くするように調整します。

 

目安としては、1㎡あたり10リットルの腐葉土を入れるようにします。
できれば化成肥料は使わず、何年かかかっても、
土を肥沃にしておく方が、野性種の場合は失敗が減ります。

 

腐葉土だけでは不安な場合や、まだ球根が小さい場合、
土があまり肥沃でない場合などは、窒素・リン酸・カリのうち、
リン酸とカリが多めの肥料を1株あたり2つまみほど土に加えます。

 

 

カサブランカは、見応えがあります

 

 

・追肥
地上に芽が出るまで、元肥だけで過ごすのは園芸種と同じです。
地上部に芽が出ているのを見つけたら、緩効性の肥料を与えます。

 

1株あたり2g~3gほどと、園芸種の半分を目安にしましょう。
緩効性の肥料は、6月まで1月に1回のペースで与えます。

 

その後、花が咲き終わったら液体肥料を1週間~10日に1回のペースで与えます。
この時の液体肥料は、規定の倍の薄さに作ったものを与えるようにします。

 

野生種の場合、あまり濃い液体肥料を与えても、肥料焼けの原因になります。
液体肥料は、リン酸とカリが多いものを選ぶと、球根が充実するのでお勧めです。

 

液体肥料も緩効性の肥料も、窒素が多いものは避けるようにします。
窒素が多くなると、病害虫の原因になったり、
球根が傷む原因になるので避けるようにしましょう。

 

液体肥料は9月まで与え、それ以降は追肥の必要はありません。

 

■参考
・カサブランカの育て方
・カサブランカ 鉢植えの植え付け 画像
・テッポウユリの育て方
・カノコユリの育て方
・ユリ 植え替えは?



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