ユリ 夏 育て方

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ユリ 夏の育て方

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ランディーニとテッポウユリ、どちらもユリのなかでは夏に強いです

 

 

7月には、カサブランカ、スカシユリなど、
オリエンタル・ハイブリッド系が咲き始め、

 

7月中頃以降には、ヤマユリ、サクユリ、
ヤマユリ系のオニユリやカノコユリも咲き出します。

 

花後の手入れにも気をつけると、翌シーズンの開花が望めます。

 

 

■ユリ 夏の育て方

 

・栽培環境
オリエンタル・ハイブリッドのような、
明るい日陰から半日陰を好む品種の場合、夏の暑さと日差しは大敵です。

 

鉢植えの場合は、風通しがよく明るい日陰、
あるいは午後から日陰になるような場所に鉢ごと移動させておきます。

 

地植えにしていて移動が難しい場合は、
遮光ネットなどを使い、陽射しをコントロールしてあげましょう。

 

アジアンティック・ハイブリッドなど、
日当たりのよい場所を好む品種の場合は、
日中の日差しは特に気にする必要はありません。

 

ただし、夏場の西日は強すぎるため、西日には当てないようにします。
鉢植えなど、鉢や用土に直接光が当たると、
土が高温になって蒸れたり根が傷んだりします。

 

一回り大きい鉢に鉢ごと入れて二重鉢にしたり、
株元や鉢が陰になるように、何か物を前に置いておくといいでしょう。

 

 

Lilium 'Casa Blanca'
カサブランカは夏が苦手なので気を遣います

 

 

・水やり
鉢植えの場合、基本的には土の表面が乾いていたら、
鉢底から水が出てくるまでたっぷりと与えるようにします。

 

朝に水やりしても、夕方に乾いている場合は、
またたっぷりと水を与えるようにしてください。

 

鉢植えは地植えに比べると、
土の量が制限されていて乾きやすい環境です。

 

乾燥が激しいようであれば、乾燥防止のために、
ワラやバークチップなどのマルチをしておくと効果があります。

 

地植えの場合は、降雨だけでももつことはありますが、
土が乾燥していたらたっぷりと水を与えるようにします。

 

水を与える時は、大地に染みこませるくらいの気持ちで与えるようにします。
表面を濡らした程度では、地中深くに張っている根まで水が回りません。

 

大きなジョウロやバケツなど、水の量が分かるものに水を入れ、
一杯与え切るまで水やりをするなど決めておくと、
どのくらい水を与えたかが分かりやすくなります。

 

・肥料
8月に入ると真夏になり、いよいよ気温も高くなり、陽射しも強くなってきます。
この頃に肥料を与えると、根などを傷めることがあるので注意します。

 

緩効性の固形肥料を与える場合は、7月までに止めます。

また、液体肥料を与える場合は、

8月中旬頃まで2週間に1度のペースで、
規定通りに薄めたものを与えるようにしましょう。

 

 

kanokoyuri
カノコユリは、夏越しが楽です

 

 

・花が咲いたら
花が咲いたら、ある程度まで開花するまで待って切り花にし、
室内などで飾っておくこともできます。

 

また、鉢ごと室内の風通しの良い明るい場所に置いておくことで、
花持ちをよくすることができます。

 

花が終わったら、球根を育てるために、
また屋外に出して栽培管理をすると翌シーズンが楽しみです。

 

・花後の管理
花が咲き終わったら、種ができないように花ガラを摘むようにします。
種を作らせてしまうと、種作りに養分を使ってしまい、球根がうまく肥りません。

 

余計な体力を使わせないために、花ガラは必ず摘み取るようにします。
花ガラを摘み取る時は、手で花をもぐようにするか、
消毒したハサミを使うようにしましょう。

 

他の植物に使ったハサミをそのまま使ってユリを切ると、
ウィルス性の病気にかかってしまうことがあるので注意します。

 

花ガラを摘み取る時は、必ず葉を残すようにします。
残した葉は、光合成をして球根に養分を送る役目があります。

 

葉ごと切ってしまうと、光合成ができなくなり、
球根がうまく肥れなくなってしまいます。

 

 

takasagoyuri
タカサゴユリも夏に強いと言われます

 

 

・害虫
夏の間も、毛虫などの害虫が発生することがあります。
目視できるものに関しては、幼虫を見つけ次第捕殺します。

 

株元におがくずのようなものが出ていたら、
茎の中に幼虫が入り込んで食害しているので、
針金などを穴から入れて駆除するようにします。

 

他にも、アブラムシやハダニが発生することがあります。
アブラムシは、発生しているのを見つけたら、
数が少ないうちに粘着テープや殺虫剤で捕殺するようにしましょう。

 

ハダニは高温で乾燥しているときに発生しやすいので、
水を与える時など、時々葉の表面や裏に水をかけてあげると、
簡単な予防になります。

 

いずれの害虫も、防除するための薬剤があります。
薬剤の中には、総合的に効くものや、要所に効くものなど、
色々な種類があるので、必ず用法を読んでから購入・使用するようにします。

 

■参考
・ユリ栽培 7月|暑さ対策と肥料で球根肥大を促進
・ユリ栽培 8月|水切れと暑さに気をつけて 
・ユリ栽培 9月|鱗片繁殖の適期



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