ヤマユリ 育て方

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ヤマユリの育て方

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■栽培データ

英名・学名 lilium auratum
形態 多年草
原産地 日本
草丈/樹高  120cm~200cm
開花期 7月~8月
花色 白地に黄色のラインが入り、エンジや紫褐色のスポットが入る(スポットがないものもある)
栽培難易度(1~5)  3
耐寒性 強い
耐暑性 普通
特性・用途  耐寒性が強い、背丈が高い、芳香性

 

■栽培ポイント
1.水はけの良い土に植えます
2.半日陰で西日を避けます
3.十分な深さに植え付けるようにします 

■ヤマユリの育て方

・栽培環境
ヤマユリは林の中のような明るい日陰のような場所や、
草原の中などで自生しています。
そのため、庭植えや鉢植えで育てる場合も、
半日陰のような場所が適しています。

強い光が苦手なので、夏の西日は厳禁です。
できるだけ西日を避けられる場所を選ぶか、
どうしても西日があたるような場所で育てる場合は、
西日を遮るように背の高い植物や物を置いて陰を作りましょう。

 

・植え付けと元肥
ヤマユリは、2月~3月が植え付けの適期です。
球根や芽だし苗の状態で売られていることがほとんどです。

 

植え付け時期が近くなると、店頭に並び始めますが、
買い忘れや売り切れの心配がある時は、
店舗に予約しておいたり、ネットで予約注文しておくと便利です。

 

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林に咲くヤマユリ

 

◎地植えの場合
地植えにする場合、まずは植え付ける場所の土作りをしておきます。
植え場所は30cm以上の深さに掘り返して、よく土を耕しておきます。

苦土石灰を混ぜて、酸度を調節しておきましょう。
また、ヤマユリは水はけの良い土を好みます。
水はけが悪いときは、赤玉土や腐葉土、砂などを混ぜて水はけを良くしておきましょう。

 

元肥は、球根を植え付ける5cmほど下あたりに、
リン酸とカリが主成分の緩効性肥料を、二つまみほど加え、
土を軽く混ぜておきます。

こうすることで、球根の下から伸びた根が、
肥料成分を吸い上げることができます。

 

球根を植え付ける時は、深さが球根3つ分です。
つまり、球根の上に球根2つ分の厚さの土がかぶさるということです。

球根のサイズによって深さが変わってくるので、
合わせてあげるようにしましょう。

 

◎鉢植えの場合

鉢植えの場合、深さ30cm以上のものを選び、
8号サイズの鉢に1球を目安に大きさを選びます。

ヤマユリは背が高くなるため、少しのことで鉢ごと倒れてしまいます。
できるだけ重い鉢を選ぶことで、倒れるのを防ぐことができます。

 

鉢底には必ず、鉢底石を入れます。
鉢底石を入れることで、水はけがよくなります。

その上から、用土を入れますが、ユリ専用の土や、
なければ市販の草花用培養土でも大丈夫です。

 

植え付ける時は、鉢植えであっても深植えを心がけます。
地植えよりも深さを確保することができない場合がありますが、
最低でも球根の2倍の深さに植え付けるようにします。

もしできるのであれば、球根の3倍の深さに植え付けるようにすると、
よりしっかりした株に育ちます。

 

・水やり
地植えの場合、雨の都合でわざわざ水やりをしなくてもいい場合があります。
基本的には、土が乾いたら水を与えるようにします。

夏は気温が高く、土が乾きやすくなりますが、
半日陰で育てるため、天候によってはあまり土が乾かないこともあります。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、
鉢の底から水が出てくるまでたっぷりと与えるようにします。

地植えと同様に、土が湿っている時は、無理に水やりをする必要はありません。

ヤマユリは湿気に弱く、加湿の状態が続くと病気の原因になります。
水はけの良い土に植え付けていたとしても、
土の状態を必ずチェックし、乾いていたら水やりをするようにします。

 

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・追肥

地植えも鉢植えも同じように追肥をします。
1回目は、地上に芽が出てきた頃です。
2回目は、梅雨が明けた頃です。
どちらも緩効性の肥料を、一握り(5g)くらい与えます。

 

あるいは、地上に芽が出てきた頃から、
1週間に1回のペースで、液体肥料を与えます。
液体肥料は、通常の倍くらいの薄さに調整します。

 

ヤマユリは多肥にすると、球根を肥らせることに栄養がいってしまい、
その年には花が咲かずに終わることがあります。
球根が肥った分、当然次のシーズンには花が大きくなり、花数も増えます。

ただ、ユリは突然立ち枯れを起こしてしまうことがあります。
そうなると、肥らせた球根は花を咲かせず、無駄に終わってしまいます。
追肥をする時は、控えめにするよう心がけることで、
球根が傷んだりすることも防げます。

 

・植え替え

植え付けと同じ2月~3月が適期です。
鉢植えの場合は、1年に1回は植え替えるようにします。
地植えの場合でも、3年~4年に1回は植え替えるようにしましょう。

また、ヤマユリは連作障害が出やすい植物です。
植え替える時は、必ず新しい用土を使うようにしましょう。
地植えの場合は、ユリを育てていない場所で栽培するようにしましょう。

 

■植え付け後の管理

春、地上に芽が出てくるまでは、球根が生育しているのかは、
目に見えては分かりません。
それでも地中では球根が根を伸ばして動き始めています。

芽が出ていないからといって、土を乾かしすぎてしまうと、
球根や根が乾燥して傷むことがあります。
土を乾燥しすぎないよう、注意しましょう。

 

地上に芽が出てきた後、草丈が30cmになる前に、支柱を立てましょう。
ヤマユリは、環境や球根の充実具合によっては、
200cmほどになることがあります。

花が咲くようになると、花の重みで茎が折れたり、
鉢が倒れたりすることがあるので、支柱で支えてあげましょう。
180cm以上の支柱を用意し、芽より少し離したところに挿します。
芽のすぐ横に挿してしまうと、
球根に支柱があたり、傷つけてしまうことがあります。

 

■花後の管理

ヤマユリの花は、ついた蕾の上から開花が始まります。
花が咲き終わった後は、種をとる目的がないのであれば、花ガラを摘みます。
花ガラを放っておくと、種を作るために余計な体力を使ってしまいます。

また、落ちた花びらなども、葉や茎に付着し、
カビや病気の原因になることがあるので、取り除くようにします。

種をとりたい場合でも、すべての花ガラを放置するのではなく、
いくつか残す程度にとどめ、他は摘んでしまいます。

 

>>カサブランカの育て方



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